ヨーグルトメーカ-を選ぶポイント~温度調節機能~
身体に良いヨーグルト
健康の代名詞ともいわれるヨーグルト。
しかし何故、ヨーグルトはそれほど健康に良いといわれているのでしょうか。
それは、ヨーグルトが「腸内細菌のバランスを整え善玉菌を増やし、腸内の乳酸菌を活性化して免疫力をアップ」する効果があるからです。
そして今、ヨーグルトは買う時代から自宅で作る時代に変貌を遂げようとしています。
そこでこの項では、ヨーグルトメーカーを選ぶポイント(温度調節機能)について触れてみたいと思います。
ヨーグルトメーカーの3つの機能
ヨーグルトメーカーを選ぶ場合、機能面に関してはそれほど大きな違いはありません。
しかし次に挙げる3点に関しては、ヨーグルトを作るうえで大きな影響を与えます。
その3点とは、「温度調節機能/タイマー/温め方」です。
※特に、温度調節機能は無くてはならない機能です。
○温度調節機能
ヨーグルトを作るうえで温度調節機能は絶対に必要で、多くのヨーグルトメーカーは温気調節を固定しています。
その中で、「25℃/40℃/45℃」の3つに温度調節を固定しているヨーグルトメーカーがもっとも多い傾向にあります。
・25℃→ケフィアヨーグルトやカスピ海ヨーグルトといった、中温性乳酸菌を種菌にしたヨーグルトを作る。
・40℃→平均的な乳酸菌の発酵温度で、広い範囲の乳酸菌に対応。
・45℃→ブルガリアヨーグルトなど、比較的高めの温度を好む乳酸菌を種菌にしたヨーグルトを作る。
ちなみにヨーグルトメーカーの中には温度調節機能ではなく、「カスピ海ヨーグルト/ブルガリアヨーグルト」といった表記方法(選択肢)の商品もあります。
どちらにしても、ほとんどのヨーグルトメーカーには温度調節機能が必須になっています(&価格も高め)。
○タイマー
ヨーグルトを作るうえで、発酵時間も重要な要素の1つです。
何故なら発酵し過ぎると、「過発酵を起こす/乳酸菌が弱くなる」可能性があるからです。
例えば理想的なタイマー機能として、「設定した発酵時間になったら自動で加熱保温が解除され、冷蔵保温に切り替わる」機能があればベストです。
しかし現実的にそうしたタイマーはなく、単純に(自動的に)保温が解除されるヨーグルトメーカーがほとんどです。
○温め方
ヨーグルトメーカーには、3つの温め方があります。
・牛乳パックごとヨーグルトメーカーに入れて温める。
・牛乳の中身をヨーグルトメーカーの容器に入れて温める。
・牛乳パックにヨーグルトメーカーを巻きつけて温める。